認知症の予防と防止・改善を目的としたリハビリテーションと身体機能の維持・改善を目的としたリハビリテーションの両方に取り組めます。また、要支援1〜2の方を対象に、運動機能向上や栄養改善を目的とした介護予防通所リハビリテーションも行っています。
認知症の予防と防止・改善
認知症に大きく関係しているといわれる脳の前頭葉・頭頂葉・側頭葉の3領域の活性化をさせるために、脳の活性化をはかるプログラムとリラックスのためのプログラムを用意しています。
前頭前野 (手指を使う) |
計算、書写、創作などで、思考力、コミュニケーションなどを高め、情動を抑制します |
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頭頂葉 (身体感覚を使う) |
ボーリング、チャレンジゴールなどで、感覚、位置、方向などを高め、転倒予防にも効果を発揮します |
側頭葉 (記憶を使う) |
回想法、リアリティーオリエンテーションで記憶力を高め、安心感を与えます |
前頭前野 | パズル、将棋、オセロなどの知的ゲーム |
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頭頂葉 | だるま落とし、すごろく、ジェンガなどの触覚を使うゲーム |
身体機能を高めて老化防止
関節の可動域を広げ、筋力や体力の維持・改善のための運動療法や、音楽療法を行っています。
運動療法 | ボール、風船などを用いたスポーツやゲームで身体を動かします |
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音楽療法 | 音楽や音にあわせたり、楽器を演奏しながら、自由に身体を動かします |
身体障害のためのリハビリテーション
骨折や脳梗塞などの身体障害に対しての機能リハビリテーションや、生活をするための生活リハビリテーションを行っています。
機能的リハビリテーション | 骨折・脳梗塞などで生じた身体障害に対し、併設病院訓練室の医療機器を用いたリハビリも、外来感覚で受けられます |
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生活リハビリテーション | 歩行・衣服の着脱などの日常生活動作に必要なリハビリを、併設病院運動場や機能回復訓練室の機器なども用いて、実際の生活場面を想定した訓練を受けられます |