Voice01(栄養士)
栄養士のやりがい
- ●大量調理について現場で学ぶことができるところ。
- ●担当の患者さんの栄養管理をしていて、状態が良くなって退院されると、やっていて良かったととてもうれしく思います。
- ●委託会社と連携している病院が多い中、当院は完全直営で行っているところ。
実際に調理業務を経て現場のことを知った上でできる仕事がほとんどあったため、一連の業務に関りながらできる直営の当院ではすごく勉強になることがほとんどです。自分自身も調理に携わっていると思うと、患者さんから「いつもありがとう」や「おいしかった」と声をかけていただくとよりうれしく感じることができます。また、当院は患者さんの人数も多く、一回に調理する量も多いため、大量調理の経験、勉強になりここで働けている良さであると私は実感しています。 - ●入院時に計画した目標(原料や病状の安定など)が経過(モニタリング)時に達成へ向かっているときに患者さんよりお礼を言われたり、指摘を頂いたりしながら(試行錯誤)悩み、退院に向けていい方向へ向えたり、退院時に達成できたことを一緒に喜び合えたとき。
- ●さまざまな角度で考え検討した結果(直接ではなくても間接であっても)、患者さんに喜んでいただけることに繋がったとき。
心に残っているエピソード
数年前、緑ヶ丘へ近所の方が入所され、退所されたことがありました。入所中は全く知らず(本人さんとは面識がなかったため)
食事中にお話に行ったりして栄養管理を行っていました。偶然にも亡くなられる前にもお顔を見ていました。
突然に永眠され退所。私の母がお通夜へ行った時のこと
ご家族
「ずっと施設に入ってた」「認知症で」
母
「娘も認知症の施設に努めている」
・・・緑ヶ丘だということがわかり
ご家族
「面会にいくと食事がおいしいと食べていた。最後に口にしたのはおやつのプリンで・・・」
「楽しみにしていた食事を最後まで口から食べることができてよかった、ありがとう」
その献立を作成し、提供していた私にとってはとてもうれしい言葉でした。仕事として毎日当たり前のように携わっている業務が輝いて見えた瞬間でした。
この仕事はとても素敵な仕事であると感じています。