災害派遣精神医療チームのことを【DPAT】と言います。
災害時の病院の役割は、外傷を負った人の手当などを思い浮かべる方が多いと思います。
それも大きな役割ですが、災害が発生した際は、被災地域の精神保健機能低下や、災害ストレスにより精神的問題が生じるなど、精神保健医療の需要が拡大することが想定され、精神保健に携わる病院の役割は大きなものになります。
また、災害対応を行っている支援者の精神的サポートも病院の大切な役割として近年は注目されています。
【DPAT】は専門性の高い精神科医療の提供と、精神保健活動の支援を担うため活動しています。
大規模地震時医療活動訓練に参加します。
令和6年9月27日・28日に、首都直下地震により、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県に甚大な被害が発生したとの想定で、全国から警察庁、消防庁、国土交通省、海上保安庁などの機関が合同で訓練をします。
当院からは、厚生労働省に登録しているDPAT部隊3名が訓練に参加します。