医療相談室について
医療相談室は、精神保健福祉士が在籍する部署です。地域と病院とをつなぐ窓口となり、主に急性期病棟の患者さんへの相談支援業務を担当する「地域医療連携室」と、精神科一般病棟の患者さん、また地域にお住まいの患者さんへの訪問看護等の支援業務を行う「相談室」にて構成しています。主治医や看護師などの他の専門職とともに協働し、患者さんやご家族、地域関係機関からのさまざまな支援ニーズに対応します。
医療相談室の特徴
- ●患者さんやご家族様、保健所などの関係機関と病院をつなぐ、医療相談室内の一部門である「地域連携室」には、救急病棟担当の精神保健福祉士を配置しています。入院のご相談から退院後の支援まで、一貫して同じ職員(1~2名)が担当することで、円滑でご相談いただきやすい支援体制を整えています。
- ●経済面、就労、医療、福祉サービスなど、生活上のさまざまなご相談に応じています。
- ●入院病棟や外来に担当相談員を配置しておりますので、身近な所で患者さんやご家族様が気軽にご相談いただけます。
- ●精神保健福祉士(PSW)による精神科訪問看護におきまして生活指導・服薬確認などを行っており、患者さんの地域での生活維持・向上に努めています。また、医療や行政の各関係機関との密に連携し、患者さんの地域生活をサポートしています。
- ●患者に寄り添い、親身かつ患者さん視点での対応を日々心掛けています。
- ●入院下における患者さんの人権が不当に侵害される事がないよう、精神保健福祉法に基づき厳格に患者さんの権利を擁護します。
- ●医師をはじめ看護師・介護福祉士・作業療法士・理学療法士・心理士・管理栄養士・介護支援専門員など、院内の他専門職と協働・連携して早期の退院・退院後の地域生活の定着を目指しています。
- ●研修や学会などにも積極的に参加し、ソーシャルワーカーとしての質の向上に努めています。
- ●精神保健福祉士(PSW)15名による積極的かつ質の向上を目指した定期的な勉強会を実施しています。
- ●患者さんだけではなく、ご家族様にも親身な対応を心がけています。
- ●入院中から精神科退院前訪問看護により、退院先の環境調整や各種福祉サービスの利用調整、また公的機関の手続きなどの支援を行い、患者さんに寄り添います。
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相談の様子
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患者さんとの会話で笑顔がこぼれることも