精神科救急・高度精神科医療について
精神科救急は、一次救急(帰宅可能)、二次救急(任意入院・医療保護入院など)、三次救急(措置入院、応急入院など)に階層化されます。ご自身で病状を十分に把握しており入院の意思が明確な場合は任意入院、病状把握が不十分で精神保険指定医により入院加療が必要と判断された場合は医療保護入院と、受診時の状況によって入院形態は変わります。当院は国の指定病院であり、上記全ての入院形態に対応しています。
また、当院は院内で採血検査が施行可能であり、短時間での結果返却により迅速な対応が可能となっています。画像検査では、レントゲン・CT検査はもちろんのこと、MRI検査、国内でも数少ない光トポグラフィ検査が実施可能です。
治療に関しては、緊急時や難治性疾患に対する治療として検討される電気けいれん治療やクロザリルによる薬物治療が施行可能であり、日々、高度精神科医療を行っています。