「精神科救急病棟(精神科スーパー救急病棟)」では、集中的な治療が必要と認められた患者さんに対し、質の高い医療の提供により短期間(3ヶ月以内)での早期退院、社会復帰を目指しています。
入院早期に治療方針を決定し、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、臨床心理士、精神保健福祉士など多職種でチーム医療を行い、患者さんやご家族の意向に寄り添いながら入院中だけでなく退院後の生活も見据えた治療を行っています。
精神科救急状態とは、日本精神科救急学会により『精神疾患によって自他への不利益が差し迫っている状況』と、定義されています。このような状況の場合、緊急の受診、または状態に応じて受診後そのまま入院加療が必要になることもあります。
当院では、高規格の精神科専門病棟であるスーパー救急病棟(精神科救急入院料病棟)を備えており、精神的な集中治療の必要性が認められた患者さんに対し、豊富な人員配置で、質の高い入院治療を行うことで3ヶ月以内での退院を目指しています。
また内科医も常勤しておりますので、身体疾患をお持ちの方に対しては、必要に応じて連携して治療にあたっています。